脱毛後に飲酒はなぜダメなの？

脱毛経験がある方は脱毛後になぜお酒を飲まないよう注意を受けるのかと疑問に感じた事はありませんか？

今回は脱毛後に飲酒がダメな理由について説明していきます。


まず脱毛は軽い火傷と同じ状態ですので、施術後はいつも以上に肌のケアを行う必要があります。
そのうえで飲酒が与える影響は以下の３つが挙げられます。

かゆみの増強
飲酒をすると体内の水分が奪われるため肌が乾燥して皮膚のかゆみが出てくる方がいらっしゃると思います。また脱毛後は施術により肌がダメージを受けている状態のため、少しの刺激でもかゆみを感じやすくなります。また、掻きむしってしまうことで肌が傷つき色素沈着を起こしてしまう可能性もあります。

炎症反応の増強
飲酒をすることで血流が良くなり体中で炎症反応が強くなります。

➂毛嚢炎のリスクの増加
毛嚢炎とはニキビのような見た目で皮膚の感染症の一種です。毛穴から細菌が侵入して毛根の周囲に炎症が起こっている状態です。
飲酒により上記のような「かゆみ」や「炎症」を起こしたり、脱毛により肌のバリア機能が弱まっていることで毛嚢炎のリスクが上がります。
毛嚢炎が広範囲に広がったり、状態が悪化していると、次の脱毛施術の時にその箇所を避けなくてはならない可能性も出てきます。

これらの理由から、当院でも脱毛後は飲酒を控えていただくようお伝えしております。
脱毛後当日は休肝日にして、脱毛スケジュールをスムーズに終わらせていきたいですね。