医療脱毛を受けられる間隔

医療脱毛を検討している方、これからスタートする方
「どのくらいの間隔をあけて通えばいいの？」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、医療脱毛の適切な照射間隔や通う期間について解説します。


医療脱毛は、平均2～3ヶ月の間隔をあけて行うことが推奨されています。
全体で5回ほど行うと効果を実感できる方が多いので、脱毛完了の目安はおおむね1年程度です。
ご自分が満足できる脱毛具合によって通う期間は異なってきます。

照射間隔をあけなければいけない理由
医療レーザーは、メラニン色素が濃い「成長している毛」に反応します。
確実な効果を得るには、毛が生えるサイクルである「毛周期」に合わせて施術を行うのがよいでしょう。

毛は、「成長期」「退行期」「休止期」の3段階サイクルを、繰り返し生え変わっています。これを「毛周期」と呼びます。

レーザーはメラニン色素に反応するため成長期の毛だけに反応します。
毛周期は毛根ごとに異なり、すべての毛が成長期を迎えているタイミングはありません。そのため複数回の施術が必要になります。

成長期を迎えている毛の割合は全体の約20%とされており、残りの約80%は退行期と休止期の毛に分けられます。
そのため1回の施術で脱毛効果を得られるのは成長期にあたる20%の毛になります。

脱毛後2～3ヶ月すると前回休止期や退行期だった毛の多くが成長期を迎えるので、脱毛を効率よく行うためには、成長期の毛が生えそろう２〜３ヶ月間隔で照射することが重要です。


医療脱毛は、短期間でやればやるほど効果があるというわけではないこと、タイミングも考慮し、むしろ間隔が短すぎると効果が出にくいことも、施術前に理解しておきましょう。