脱毛と保湿の切っても切れない関係性⁈ | Jazzy Clinic for Men

脱毛と保湿の切っても切れない関係性⁈

2025/01/01

レーザー脱毛には肌質改善や体毛の自己処理から解放されるメリットがある一方、一時的に肌が乾燥しやすくなるというデメリットもあります。もともと乾燥肌の方がレーザー脱毛を行うと乾燥がさらに進む場合もあり、毛嚢炎などの副作用が出るリスクも高まります。


まず乾燥肌の方がレーザー脱毛を受ける際のリスクについて説明します。
脱毛で乾燥する原因は、肌にダメージが加わることでバリア機能が低下し水分を保持する力が衰えるためです。
乾燥肌の場合、水分や皮脂が十分でないため外からの刺激に反応しやすくなっています。レーザー脱毛はメラニン色素に特に反応しやすいレーザー光を使うとはいえ、通常の肌でもいくらかダメージが生じてしまいます。肌のバリア機能が整っていない状態だとなおさら乾燥したり、副作用が出たりしやすくなります。

また、「毛嚢炎」ができやすくなります。「毛嚢炎」とは毛穴に雑菌が入り炎症を起こした状態で、ニキビに似た見た目をしています。乾燥肌の方は前述の通り、皮膚のバリアが通常の方よりも崩れているので、毛穴から容易に菌が入ってしまいます。
その他に注意しなければいけないのが「やけど」です。レーザー光はメラニン色素に吸収されると光エネルギーから熱エネルギーに変換されて、毛母細胞(毛をつくるおおもとの細胞)にダメージを与えます。しかし、肌に水分が十分にない状態ではバリア機能が低下しているため、わずかな熱エネルギーにも反応しやすくなっており、通常の肌では起こらない「やけど」が起きることがあるのです。
このように、乾燥肌だと様々な合併症が生じやすくなるため、レーザー脱毛前後の乾燥肌対策は特に大切です。

対策として最も重要なのは、肌状態に合わせて適切な量の保湿剤を使用することです。目安としては、肌が若干光る程度で、塗ったあとにティッシュペーパーがかるく付着するくらいと言われています。
また、お顔に化粧水と乳液の2種類を塗るように、身体にもエモリエント(コーティング作用のあるもの)とモイスチャライザー(肌自体の血流を良くし水分を与えるもの)の2種類を塗ることでさらに保湿の効果を高めることが可能です。


さらに保湿は脱毛の効果を高めてくれるため、保湿には一石二鳥以上の効果が期待できます。脱毛と保湿をしっかりと行い、よりきれいなお肌を手に入れていきましょう。
保湿や肌トラブルに関して不安な点などございましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。
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